バイクとコーヒー
バイク
いいですねぇ・・・
最近はあまり乗らなくなったんですが、よく遠出しました。
去年の6月ごろ、長野に一人でキャンプに行ったんですよ。
ビーナスラインを走りたいと思い旅に出ました。
それで長野のとあるキャンプ場で野営をしました。
テントを組み立てて、コンビニで買ったおにぎりとから揚げと味噌汁を食べました。
美味しかったなぁ。
夜になって暗くなってちょっと肌寒くなったところでコーヒーブレイクタイムがやってきました。自然と。
さあ、こっからですよ。楽しいのは。
とりあえず、水を汲みに水道へ。
暗かったので懐中電灯で夜のキャンプ場を照らしながら・・・気分は大冒険。
VARGO(煙突効果を得られる便利グッズ)とアルコール燃料でコンロモドキを作り、小さ目のケトルを置く。
沸騰するのを待ちつつ、焙煎仕立ての豆を挽きます。
コーヒーの粉をいつもより長めに蒸らして、夜空を観察。
澄んだ空気、暗い山の中、普段は見られない綺麗な夜空、非日常な状況、
揺らぐ燃料の炎・・・コーヒーの香りがいつもより研ぎ澄まされてました。
キャンプ初めてだったし暗いし怖いしガサガサって音がたまに聞こえたし。
気が張ってしょうがなかったです。
味覚と嗅覚に集中してしまった、というか助けを求めた感じでした。
だけどあの時のキャンプは今も鮮明に覚えています。
非日常の中で淹れて飲むコーヒーは危険な香りと暖かい味がしました。